「仕事も恋愛も人間関係も一生懸命努力しているのに結果が出ない」
そんな時、あなたの脳は、「成功しないためのソフト」を入れながら努力し続けているのかもしれません。
今回は、仕事も、恋愛も、人間関係も上手くいく為のとっておきの方法をお伝えします。
わたしは脳科学の専門家ではありませんが、統合失調症になったことをキッカケに、心(メンタル)と頭(思考)について、沢山の本を読みました。
その中で、自分が取り入れてきた方法を紹介していきます。
Contents
人生とは現在の記憶が蓄積されたデータ
よく、「思考が現実化する」とスピリチュアルな世界で言いますが、
「考えたことが現実になるなんて嘘に決まってる」
「それならとっくにお金持ちになってる」
そう思う方がいても不思議ではありません。
ですが、ここで言う思考とは「潜在意識(無意識)」のことです。
無意識が日々、記憶しているデータが蓄積されたのが人間です。
ですので、この無意識の脳の中身がどう言うふうになっているのか、具体的に詳しくお話ししていきますね。
人の脳は3層構造になっている
人間の脳は3層構造になっていて、
- 1階にある、「反射脳」
- 2階にある、「感情脳」
- 3階にある、「理屈脳」
で出来ています。
基本的な役割としては、
- 反射脳は生命維持
- 感情脳は感情、本能
- 理屈脳は、知的活動
となります。
と言うことは、このブログでいつも言っている心とは、2階の感情脳であり思考とは、3階の理屈脳になります。
わたしは、ブログで心にはセンサーがあるとお話ししています。
そして頭にはセンサーは付いていません。
1階の理屈脳には、センサーが備わってない代わりに、3種類のソフトが入っています。
それは
- 「成功するためのソフト」
- 「成功しないためのソフト」
- 「失敗するためのソフト」
です。
そしてこれは、過去のデータ(無意識)の蓄積から、ソフトは導入されます。
「仕事で成功したい」という人がいるとします。
ですが、「失敗するためのソフト」を入れながら、成功する方法を探しても失敗する方法が見つかってしまいます。
「成功しないためのソフト」を入れながら、成功するための努力をしても絶対に成功しません。
成功するには、「成功するためのソフト」を入れるしかないのです。
では、この「成功するためのソフト」は、どのように入れることができるのでしょうか?
感情脳の心のセンサーに敏感になる
3つのソフトの起動に関わってくるのが、2階にある感情脳、心のセンサーです。
ブログでも、「ハイヤーセルフ」 とか、「内なる自分」と言っているのがこの部分です。
わたしは、人生が上手くいく人と、上手くいかない人、幸せな人と、幸せでない人、成功する人と、成功しない人の違いは、この感情脳の心のセンサーをいかに上手く使っているかにあると思っています。
このセンサーで全てが決まると言っても過言ではありません。
しかし、このセンサーはとても単純で「快」か「不快」しかありません。
快とは、嬉しい、楽しい、ワクワク、幸せ、好き
不快とは、苦しい、つらい、モヤモヤ、怖い、嫌い
何かを想像した時に、感情脳(心)が苦しい、辛い、と感じると「成功しないためのソフト」が起動し、「できないかも」と予感します。
そして、「できないかも」という「成功しないためのソフト」を起動させたまま努力を続けるので、苦しい、辛いという記憶がまた蓄積され、「できるわけがない」という「失敗するためのソフト」を起動し、できないこととして記憶し、不快として脳は記憶し納得してしまうのです。
逆に、何かを想像した時に、感情脳が嬉しい、楽しい、ワクワクと感じると、「成功するためのソフト」が起動し、「できる」と予感します。
自信が生まれ、楽しくどんな努力も苦にならず、できることの快として記憶されます。
この記憶の積み重ねが「できる」か「できないか」を決めています。
ということは、イメージ(過去の記憶)と感情(快、不快)が、プラスに切り替われば、「成功するためのソフト」は、自動的に起動し始めるということです。
そうなんです。
「努力したけど上手くいっていない」状況でも、その気持ちが、
- やってることは楽しいからこれからもっと努力すれば上手くいくはず(快)→「成功するためのソフト」起動
- こんなに苦しい努力をしているのに何で上手くいかないんだ(不快)→「成功しないためのソフト」起動
- ここまでやったのに上手くいかない自分は成功することは無理なんじゃないか(不快)→「失敗するためのソフト」起動
そして、このソフトは今まで蓄積された記憶が多いソフトが起動しやすくなります。
ですが、ここでわたしが思ったのが、苦しい、辛いの記憶をフラットな状態に塗り替えることが出来たら、「成功しないためのソフト」も「失敗するためのソフト」も起動しなくなるのではないか
ということです。
塗り替えるというと難しい感じもしますが、不快になることを辞めてみるんです。
自分が楽しむことだけをしてみる。
要は、「楽しむポイント」を見つけるのが大事で、そのためには、徹底的に「楽しい、嬉しい」という状態に慣れることが、まずは大切なんです。
これを徹底している内に、自分が苦しい、辛いと思っていたことも、「楽しむ」方法がわかるようになってきます。
人間の脳はあなたが思っているよりも単純でシンプルです。
感情脳には「快」か「不快」しかないし、その感情脳によって、理論脳は「成功するためのソフト」、「成功しないためのソフト」「失敗するためのソフト」を起動させます。
そして、自分で「できる」か「できないかもしれない」、「できるわけない」に分けるので、「快」の状態は「できること」でしかなく、「成功するためのソフト」がずっと起動している状態です。
そうすると、成功体験が記憶として残っていきます。
「日々の現在が記憶していくデータが蓄積されたものが、人間です」
と最初にお伝えしましたが、この蓄積が成功であればある程、苦手なことも辛いことも「できる」と思えるようになります。
むしろ、辛い、苦手の「不快」の感情のまま「成功しないためのソフト」を起動し、努力し続けても、その努力は「失敗するためのソフト」を起動させる原因にしかなりません。
「不快」の状態の間違った努力はしんどく、辛く、苦しいです。
ですが、「快」の状態の努力は楽しく、ワクワクし、いつまでも出来ます。努力と思わないくらいです。
快の状態の楽しいと「楽」は違う
楽ばかりをしていると、「怠けている」「努力とは苦しいことだ」「自分が堕落していきそう」と不安に陥ることがあります。
ここで、お伝えしたいのが、「楽しい」と「楽」は違うということです。むしろ対極です。
楽は、刺激がなくなると「不快」に変わります。
ここでいう、「不快なことを辞めてみる」というのは「感情脳の心の快のセンサーに従ってみる」ということです。
これは楽なことではありません。
むしろ、「好きなことがわからない」「楽しいことがわからない」方がいますが、それは今まで「不快」のまま、努力し続けてきている方です。
これは、感情脳の「快」のセンサーを押し殺して、「不快」なまま努力してきた結果、本当の「快」が何なのかわからなくなっている状態です。
だから、あなたの感じる「快」という感情を、見つける努力をしてください。
それは、紅茶を飲むでもいいし、ゲームをするでもいいし、寝るでもいいです。
まずは、あなたの「快」の感情脳が敏感になるように働きかける努力をすることが大切です。
感情脳は慣れると簡単に騙せる
もっと簡単にお話しすると、感情脳の「快」と「不快」は簡単に騙すことも出来ます。
- 人生のどん底(不快)→チャンスがきてるし、チャンスしかない(快)
- 自分はツイてない→ツイてないことに気づけたことがツイてる
どんな悪いことにも、どんな良いことにも2つの両極端な側面がありますので、「不快」なことも「快」を意識すれば、脳は「快」として記憶します。
ですが、この考えができる時は「快」の状態の時だけなので、まずは、「不快」なことを辞めてみて、自分が「快」のことだけをしてみることをお勧めします。
「快」の状態で「成功するためのソフト」が起動し続けると、人生は思い通りになります。
エジソンが「失敗」ではなく「上手くいかない方法を勉強した」というのも、感情脳は「快」なので「失敗するためのソフト」は起動せず「成功するためのソフト」が起動したんですね。
「思考は現実化する」というのは、この日々の状態が現実に現れるということです。
無意識のレベルで「できる」と確信と自信を持つことができれば、どんなことも「快」に変えることができるようになり、結果として望んでいることがその通りになっていきますよ。
まとめ
わたしは統合失調症の期間、ネガティブな気持ちに悩まされました。
でもここで、ネガティブはいけないと言っているわけではありません。
ただネガティブな状態は「不快」です。
ですが、ここでポジティブになろうとしてはいけません。
無理する自分に余計に苦しくなるだけだからです。
ここで大切なことは、苦しい、辛いという感情を認めた上で、
「〇〇で苦しい」と思っている自分
「〇〇で辛い」と思っている自分
というのに、気づくと、もうネガティブではなくなっている自分に気づきます。
そうすることで、俯瞰的に自分を見つめることができ「不快」をなくすことが出来ますよ。
「好きなことが見つからない」「楽しいことがわからない」方も同じです。
そういう自分に気づけたことが、まず大切です。
その中で、自分の「快」に敏感になったら、今回お伝えした記事を参考に、「成功するためのソフト」を起動させ、人生を思い通りに進んでください。
今回は人生が上手くいく方法として、わたしが意識していることをお伝えしましたが、YouTubeを見ていて似たような面白い動画を発見しましてので紹介しておきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。