消費者心理を学ぶ上で覚えておきたいことは、「人は感情によって動く」ということです。
そしてこの感情は「欲求」によって引き起こされます。
今回は、その基本的な欲求を8つ紹介します。
この記事を読むことで、人の本質的な欲求がわかります。
これから、消費者心理を学ぶにあたって「現代広告の心理技術101」という本を参考に話を進めていきます。
持っている方は、本と照らし合わせながら記事を進めていってください。
持っていない方でもわかるように、丁寧にお伝えしていきますので、安心して読み進めてくださいね。
Contents
人間の基本的な欲求8つとは
人を動かすもの、それはズバリ欲です。
長生きしたいから、健康サプリメントを飲んだり、お腹が減ったから、ご飯を食べますよね。
このように欲求によって人は動きます。
ということは、この欲求を理解すれば、「人を動かす文章が書ける」ということです。
そうなんです。
確かに1人1人欲求は違います。
ですが、本質的には8つに絞ることができるんです。
本質はすごく単純なので、ぜひ覚えてくださいね。
ポイント
1.生き残り、人生を楽しみ、長生きしたい
「健康維持の為に青汁を飲もう」
2.食べ物、飲み物を味わいたい
「お腹が減ったからご飯を食べよう」
3.恐怖、痛み、危険を免れたい
「ガスの元栓ちゃんと閉めたかな?」
4.性的に交わりたい
「あの女の子可愛いなぁ~」
5.快適に暮らしたい
「暑いからクーラーかけよう」
6.他人に勝り、世の中に後れを取りたくない
「この服一点物らしいから欲しいな」
7.愛する人を気遣い、守りたい
「恋人が来月誕生日かぁ~」
8.社会に認められたい
「イラストを世の中に広めたい」
これが生物学的にプログラムされた8つの欲求になります。
8つの欲求を使った文章の書き方
文章の書き方で意識することが以下の3点になります。
⑴欲求を見つける(商品やキーワードに関係しそうな欲求をできる限り多く見つけます)
⑵問題を見つける(使わないことや、行動しない事で起きる問題点を伝える)
⑶満たされた状態を書く(使ったり、行動する事で欲求が満たされた状態を書く=ベネフィット)
例えば「ブログについて」記事を書くとして、どのように訴えるのか
を具体的に説明します。
⑴欲求を見つける
はじめに「ブログを学ぶ」ならそれに関係しそうな欲求をできる限り多く見つけていきます。
【使える欲求】
- 生き残り、人生を楽しみ、長生きしたい
- 食べ物、飲み物を味わいたい
- 快適に暮らしたい
- 他人に勝り、世の中に後れを取りたくない
- 愛する人を気遣い、守りたい
- 社会的に認められたい
⑵問題を探す
ブログを作らない事で起こる問題を提示します
- 自由な時間を作ることができない
- 資産を自分で築けない
- 一生、身体を使って働くことになる
- 不労所得が手に入らない
⑶満たされた状態を書く
- ブログを書く事で記事は24時間働いてくれるので働かずにお金を手に入れる事が出来る
- 文章は1度書いたら一生残るので自分の資産が出来、余裕が生まれる
- 時間の余裕とお金が手に入る事で、人生を楽しむことが出来る
と、こんな感じで、ある程度書けたら、それをもとに文章にしていきます。
文章にしていく
ではさっそく文章にしていきます。
タイトルは「ブログを学ぶと人生が豊かになる」
ここで、ブログを学ぶ+8つの欲求の1(人生を楽しみたい)を入れてみました。
では、本文です。
ブログを学び、文章でお金を得る事が出来れば、あなたは、好きな時間に好きな場所で、自由に暮らしていけるようになります。
パソコン一台を使い、オシャレなカフェで作業することも海外で作業することも、可能で場所は関係ありません。(←5の快適に暮らしたい)
あなたがブログで書いた記事は24時間あなたの為に働いてくれます。
ですので、寝ている時も遊んでいる時も、旅行に行ってる時だって、あなたの銀行口座にはお金が入り続けることになるんです。
お金が増えれば、出来る事は沢山あります。
値段を見ずに買い物をすることが可能で、ずっと、お金が無いと諦めていた大好きな洋服も、最新のゲームも、家具も、家電も、好きなだけ我慢せずに買うことが出来ます。(←6の他人に勝りたい)
美味しい料理を少々高くても気にせず食べることも出来るし、高級なホテルに泊まることも、病気になれば、最新の高い治療を受けることも出来ます。(←2、5、1)
自分だけでは、ありません。
家族や友人、恋人と旅行に行って好きなだけ遊ぶことも出来ます。
周りからも感謝され、あなたの心も豊かになっていきます。(←7の愛する人を気遣いたい)
ブログを使ってあなたは、何でも手に入れることができ周りから認められた存在になることが可能なんです。(←8の社会に認められたい)
それは全て、あなたが努力し、自分で手にいれたスキルで生み出したものなのです。
少し露骨すぎますが、欲を刺激していますね。
このように、「欲求」に対して、「満たされた明るい未来」をイメージさせることができれば、読者は行動を起こしたくなるのです。
まとめ
- 人の欲求は本質的に8つに絞ることが出来る
- 8つの欲求を使った文章の書き方は、欲求と問題を見つけ、それが満たされた状態を書く
今回は8つの欲求と、それを使った文章の書き方をお伝えしました。
ちなみに、8つの欲求よりは、影響は小さいものの、二次的欲求というもの9つあります。
お伝えすると、
参考
1 情報が欲しい
2 好奇心を満たしたい
3 身体や環境を清潔にしたい
4 能率よくありたい
5 便利であって欲しい
6 信頼性、質の良さが欲しい
7 美しさと流行を表現したい
8 節約し利益を上げたい
9 掘り出し物を見つけたい
この欲求は、生まれてから身についた欲求になるので、本能的な8つの欲求よりは劣りますが一応、頭に入れておいてください。
あと、今回冒頭でお伝えした「現代広告の心理技術101」の本は書店には売ってありませんので、興味がある方はこちらから購入するか、Amazonなどで検索してご購入ください。
この本はただ文章を書くなら、あまり必要はありませんが、セールスコピーライティングを学ぶ方にとっては、教科書的な一冊になります。
これからこのブログでも、この本を参考に消費者心理や文章のテクニックを解説しお伝えしていきますね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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