わたしの心には、
光と影のどちらも存在しています。
明るく笑えた日もあれば、
誰にも言えずに泣いた夜もありました。
そのどちらも、わたしの人生の一部です。
胸の赤いハートは、
これまで言えずに抱えてきた本音の象徴です。
痛みを抱えたまま笑っていたこと、
苦しさを隠して「大丈夫」と言ってきたこと。
その影の部分は、
わたしを弱くしたのではなく、
この人魚のように 新しい力(翼)を育ててくれた時間 でした。
太陽も月も、花々も、
わたしの光と影を否定しません。
どんな状態のわたしも
静かに、優しく受け入れてくれます。
だからもう、
“光だけの自分”になろうとしなくていいんです。
影をなかったことにしようとしなくていいんです。
影があったからこそ、
わたしは優しさを知り、
深さを持ち、
こんなにもカラフルな感性を持てたんです。
わたしは光でできています。
そして、影でもできています。
どちらも大切な“わたし”です。
光と影がそろって、
ようやくわたしは“本当のわたし”に戻ることができます。



