このページでは、わたしがまだ“NON”と名乗る前に自由に描いていた過去作品たちをまとめています。
大人になる前のわたしが、
ただ「好き」をそのまま紙に落としていた時期です。
ハート、虹、花、天使、動物。
カラフルな線と、どこか子どもみたいな形…
意味を考えず、ただ心の奥から出てきたまま描いていた作品たちは、
いま振り返ると「わたしの世界のはじまり」でした。
当時は気づいていなかったけれど、この頃の作品の中には、
KIDS POP、キャラクター、インナーチャイルド、ファッション、深層アート……
いま活動しているすべての要素がすでに存在していました。
“原点”という言葉よりも、
もっと静かで、もっとあたたかい場所。
ここから、すべてが始まりました。
『わたしの世界のはじまり』
少女は、胸の真ん中にある大きなハートを“翼”のように抱えて、
今日も元気いっぱいに空へ向かって飛び出します。

まぶしい太陽は、いつも彼女の味方で、
「そのままの君でいいんだよ」と、あたたかく笑っています。
虹色の道は、彼女が歩くたびに伸びていき、
世界は少しずつカラフルに染まっていく。
傷つくことも、迷うこともあるけれど、
このハートさえあれば、また笑える。
——そう信じる力が、彼女の本当の魔法でした。
あなたの中にも“飛べるハート”はちゃんとあります。
迷ったときは胸に手を当ててみて。
その温かさが、あなたを一番遠くまで運んでくれるから。



