この絵に描かれている
キリン・シマウマ・蝶々 は、
ひとつの心の中にある “3つの性質” を表しています。
キリンは見通す力(未来を見る自分)
高い視点から世界を眺めるキリンは、
「先のことを考えすぎる自分」
「もっと遠くに行きたい自分」
を象徴しています。
不安も希望も、
未来に向かう心の動きがここに宿っています。
シマウマは境界線と本能(今を生きる自分)
白と黒がくっきり分かれるシマウマは、
「これはイヤ」「これは大事」
という 本能的な境界線 を表します。
直感・好き嫌い・本音。
自分の“今の気持ち”を守る力そのものです。
蝶々は変化と軽さ(心が羽ばたく自分)
蝶は、「もう変わりたい」「軽くなりたい」
そんな心のさざ波を象徴します。
重さから抜けていくとき、
必ず蝶々のエネルギーが動きはじめます。
この絵は、
未来を見ている自分(キリン)
今を感じる自分(シマウマ)
変わりたい自分(蝶々)
この3つがひとつの心の中で
“静かに共存している風景” です。
どれか一つに決めなくていい。
どれもわたしの一部で、
どれもあなたを導いている。
白黒の世界は、心の奥にある“静かな真実”をあぶり出すための舞台です。



